【初心者】台湾事情、一人旅 ④【非公式マニュアル】 台北、超ディープスポットを行く 

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陽明山のふもとに、蒋介石と妻宋美鈴が隠れ住んでいた(失礼)別荘があるという。台北からほど近い温泉の湧く活火山ではあるが風光明媚な場所だ。当時、厳重な警備下にあったこの場所も今では一般開放されているという、

1日2回、ガイドと同伴が条件で内部を観覧できるという。もちろんガイドは中国語のみ。

今までの観光スポットとは違う空気感を感じる。

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陽明書屋(ヤンミンスゥウ)

どんな所なのか

「陽明書屋」はもともと、国外のVIP客をもてなすために「中興賓館」という名前で、1970年作られたとある。

蒋介石が妻・宋美齡と共に避暑地として過ごした建物とも言われ、当時は厳重な警備が敷かれていたとして知られている。

蒋介石は西安事件で命を落としそうになった、その後国共内戦で敗れ台湾へ逃げてきた、陽明書屋の建物の設計の仕方や厳重な警備体制からは、大陸への恐怖は相当な物だったと想像できる。

蒋介石元総統逝去から4年後、国民党が歴史的資料をこの地に移し、孫文を始めとする建国の指導者や歴史的大事件である二二八事件の資料もここに保存されることになった。

その後建物は「陽明書屋」と名前を変え、条件付きで資料と建物を一般に公開するようになったという事だ。

参観方法:個人参観は9:00、13:30の2回のみ(パスポートを持参し現地で申し込む)
参観料金:大人:NT$50元

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