ランチェスター戦略以前の戦い大前提として
戦闘力が同じならば兵力が多い方が勝つ
兵力が多いと、敵を包囲したり、側面・背後から攻撃を仕掛けたりすることが可能になります。一方、兵力が少ない側は防御範囲が狭くなり、特定のポイントに集中せざるを得ません。結果的に、多勢側は少数側の弱点を突きやすくなります。
「ランチェスターの法則」**によると、戦闘力が同じ場合は兵力の二乗に比例して戦力差が出るため、兵数が2倍なら実際の戦闘力は4倍にもなると言われています。
兵器の能力が兵力の量をカバーする
つまり「兵器・武器の性能が兵力の差をある程度補うことが出来る」
例えば、銃の発明以前は、戦争は基本的に人数が多いほうが有利でした。しかし、銃や大砲が登場すると、少数の兵士でも遠距離から大きなダメージを与えられるようになりました。
現代では、ドローンやAIを活用した兵器が登場し、さらに少数の部隊で広範囲の戦闘を行うことが可能になっています。
現代のミサイルや精密誘導兵器は、遠距離からの攻撃で敵の兵力を削ぐことができるため、兵士の数が少なくても戦力を維持できます。います。
実例:少数精鋭の戦争
- イスラエルの戦争(例:六日戦争)
イスラエル軍は少数ながらも、優れた兵器と情報戦で圧倒的な敵軍を破りました。 - アメリカの特殊部隊作戦(例:イラク戦争)
小規模な特殊部隊が、精密兵器と連携しながら戦うことで、大規模な部隊と同等以上の効果を発揮しました。
要するに、兵器の進化により、数が少なくても高い戦闘力を発揮できるようになっており、これが「兵器の能力が兵力の量をカバーする」ことの本質です。
弱者の執るべき戦術
では、弱者が獲るべき戦術とはどんな物が有るのでしょう、それは
- 戦う場所を限定する
- 戦う相手を限定する
- 広範囲ではなく接近戦にする
- 陽動作戦で相手の裏をかく
相手の手薄い所を狙って、全力で攻撃をすることになります。
これには相手の予期しない場所を狙うと特に有効なのです。
強者と弱視の戦い方が違う
両者で戦い方が違うという事が分かりましたが、この事から、自分が強者なのか弱者なのか冷静に判断する必要があります。
弱者の戦い方
自分が弱者の位置にいる事が分かった場合、ビジネスに当てはめて考えてみます。
弱者の5大戦略
局地戦
このエリアでの、絶対優位性を確保する、つまり、スキマ市場・ニッチな市場を狙うという事になります
一騎打ち
全体の総合力ではなく、単一分野、限られた物、で戦い、ライバルの少ない市場を狙うという事になります
接近戦
スキンシップで戦う、顔が見える商売をしなさいという事。
一点集中
戦力を分散させないように、ターゲットを決めて重点化する
スキマスイッチ作戦
スキマを探す工夫をする、これは何も奇想天外な事をやれというのではなく、目標とする結果は同じでも、たどり着くまでのルートを変える工夫など、相手にこちらの動きを読まれないように、手の内を読まれないように行動をいてみるという事です。
強者の戦い方
基本戦略として、現在の優位性を守るように行動して行きます。それは一言でいうと、弱者がとった行動の真似をしていけば良いという事です。 ミート作戦(直ちに追随・真似をする)
強者の5大戦略
広域戦
大きな市場を狙う、総合力を生かした戦い方をする。
確率戦
数を打てば当たる、とにもかくにも、こちらは強者なのだから、定石重視で相手と同じことをしていれば良いという事になります。
遠隔戦
広告・チャンネルを増やして有効活用し離れて戦う
総合戦
すべての武器を総動員して戦う
誘導作戦
こちらの有利な場所へ誘導して戦う・広い場所で戦う、こちらの方が強い事が分かっている場合、全体的な総合力、安心感を強調して戦うと、弱者は対抗しようが無くなります。
まとめ
ランチェスター戦略は単純で分かりやすいので、これまで書いた見出しを見ただけでも理解できるかと思いますが、実際の行動に移すのはあなたなのです。
やみくもに突き進んで体力を失って行かないで、攻撃目標、攻撃方法を整理して戦ってみて、そのあとにPDCAサイクルで改善して進んで行けば、180度違った結果になっている事でしょう。
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