金ちゃんラーメンが生き残る理由
無性にインスタントラーメンが食べたくなる時がある
はじめに: 金ちゃんラーメンの謎に迫る
ラーメン愛好者でなくても、インスタントラーメンが体にあまり良くないと分かっていても、無性に食べたくなることありませんか?
その中でも、この、「金ちゃんラーメン」という名前はだれでも知っている、いわゆる特徴のないラーメンなのだが。
これが良いんだな。
お前誰だよと言われそうだが、わたし、あまりインスタントラーメンは食べない、でも、たまに無性に食べたくなる。
食べたくなるのはいつも、なんでか、みそとか、豚骨とか、塩とかではなく、ありふれた醤油味なんですが、安心する味でもある
醬油ラーメンといえば金ちゃんラーメンかチャルメラ醬油味、でも、金ちゃんラーメンがいいな。
昔からある、廃盤にならない名品なのかもしれない、その実態や魅力はいったい何なのでしょうか?今回は、この謎?
に迫ってみる。
金ちゃんラーメンとは?
まずは、「金ちゃんラーメン」がどのようなラーメンなのか?出会ったのは大学生の時、友人に麺の量が多いいラーメンがあるという事で教えてもらった。
確かに、袋の裏を見ると内容量103グラム(めん. 95グラム)とある。少しの差なんだけど、麺の量が多いいと実感できる絶妙な量なんだ。
味は、何の工夫もない醤油味、これにキャベツなど少し入れて作っていた。
麺は固め、つまり、沸騰して麺を投入1分ご野菜を投入、全2分30秒で完成させるようにしている。
昔からこんなやり方で食べているが、麺に腰が残っていておいしいんだよね。
自分に課している作り方の鉄則は、麺をゆでる時間だ、あまり長くゆでると、特徴であるめんの腰がなくなってしまうので、短時間で調理するようにしたい。
2分から2分30秒で十分だ、ゆで時間は大切なポイントになるので気を付けて欲しい。(笑)
急に食べたくなったので
急きょ調理してみた
作り方は先ほど述べた通り、昔から変わらない、沸騰して麺を投入したら2分30秒で調理を止める事が、私の中でも超重点ポイントなのだ。ちゃっちゃと進められるように、この用意は最低でもしておくのも昔のままだ。
事前の準備、これ意外と重要。
ダンのインスタントラーメンこだわり調理法
100均の計量カップで、550CC投入
沸騰してから麺を投入する。途中では箸で触らない。
なんと、ゆで時間は1分!この段階でまだ麺には芯が残っている。
火からおろして、粉末スープを投入。
火からおろした後は、粉末スープを加え、1分待ちます。(さっきまで沸騰していたんですからね、すぐ食べ始めたら熱すぎますよ)
この時間でスープが少し冷めて麺も腰の残ったいい状態に仕上がります。麺の芯が抜け、もちもちしこしこ麺のまま頂きます。
お疲れさまでした、実食開始です。
正直、これは旨いです。調理風景と手順は昔から全然変わらない
麺がもちもち、スープは特徴のない安心感がある。麺はしこしこ、スープは癖が無く美味しい。
それと、調理に使った角型のラーメン鍋、穴付きのふたもついていて使いやすい。
金ちゃんラーメンの評判
今は、マルちゃん正麺とか、ラ王、うまい奴とか、ノンフライでお店で食べるラーメンの面に負けないくらいの製品がたくさん出ているものね。
出たての頃は、よく食べたんだ、これ、お店で食べるラーメンと変わらないじゃん!そう思って、確かに驚いた、でも、やはり、インスタントは、この油で揚げた面が落ち着くなと思った事も事実。
ネットの評価は特段の高評価でもなく低評価でもなく普通の評価なのだ、昔からあるけど普通の評価ってある意味すごいと思うのだ
廃れて消えない理由なんだろう?
これはやはり、麺に特徴があるからじゃないかと睨んで、とうとう、わたくし、徳島製粉のHPまで見に行ってしまいました。
実は「金ちゃん」とは人ではなく販売していた「金鶴」という小麦粉の事だったらしい。
それがだいぶ後になって、イラストのおじさんを正式に「金ちゃんということにしよう!」となったそうだ。
ちなみにイラストのモデルは特にいないらしく、社長をモデルにしたという訳でもないようです。
結局、このラーメンは麺に特徴があるという事ですよ。
侮れない理由
調べてみた金ちゃんラーメンのうんちく(徳島製粉HP引用含む)
調べてみると、この金ちゃんラーメン最初は「キンツルラーメン」という名前で販売したらしい。
自社で製造していた小麦粉の商品名だ、徳島と言えば「うどん文化」粉にもこだわりがあるんだろうね。
製造元の徳島製粉、粉屋さんだったんですね。どうりでね、食べてみて面が印象に残るわけだ。
自社製造の小麦粉「金鶴」にちなんでそう名付けたとのこと。
ラーメンを作りはじめたのは、大手パン屋さんなどの徳島進出の影響で小麦粉の売り上げが落ちたためで徳島製粉は自ら小麦粉を使った製品づくりに乗り出したらしいけど、周りはすごく反対したそうだ。
1967年に親しみやすく、呼びやすいようにと、現在の「金ちゃん」になったらしい。人の名前、誰かモデルがいた訳ではなくではなく、自社製造の小麦粉「金鶴」にちなんだ名前だったのだ。
金ちゃんラーメンの麺は、他社の即席麺と比べ、コシがしっかり。食べ終わる目安である7分を過ぎてものびにくいようにしているらしい。
自社製造の小麦粉の配合は基本的に発売当初から変えていないとのこと。
私が、2分30秒で調理する事にこだわるのも、このもちもち感を大切にしたいからなんですね。
まとめ
試す価値あり!どこでも手に入れやすいラーメンなんですが、というか、一回は食べたことあると思うんだけど、たまには、再度試してみてくださいな。
懐かしいあじだ、それに、麺がうまいからね。
最後に麺に添加物を使用せず、水にもこだわったラーメンなので安心してお召し上がりいただけます。とHPにもあったので。報告しておく。
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