いつから部屋にこんなにも物が増えたのだろう?同じような物がいくつもあるし、いや、これは確か、予備として買っておいた物じゃなかったかな?とか
掃除や整理もするけど気が付くとまた散らかりだしている、どうしていつもこんな感じなんだろう、良い方法はないのかと考えているのではないでしょうか。
色々試してみたけど、うまく行かなかった人も、この方法でやれば、確実に部屋が片付いてすっきりします。
今日は、誰でもうまく行く部屋のかたずけ法について解説していきます
部屋が散らかっていく順番
部屋が散らかっていく最大の原因は物が増えて行く事に有ります。
部屋が散らかっていく順序を見てみましょう
部屋には何もなく、ガラーンとした空間が広がる。生活するうえで不便を感じ、最低限の機材をそろえようと考える。
あなたの部屋、家だって、最初はこんな感じだったはずです。
冷蔵庫、テレビ、小型のテーブル、洗濯機、寝具、電子レンジ、特に熟慮したわけではないが、なんとなくそろえて、少し快適な空間が出来たと感じるようになる。
初めて、あなたの部屋に入った時に、部屋には何もなかったでしょう?ステップ2までの過程は別におかしくなくごく普通の行動だといえます。
物欲が芽生え始める
日本には四季があるので、最低限、冬物の衣服は必要なのです。夏にこれらの衣服を収納するケースが必要になる事から、何の抵抗もなく部屋へ収納を導入する事になります。
お金を出せば、物品が入手できることと、それらの行為によって脳内でドーパミンが出て、快感を覚えると、定期的に脳も快感を要求するようになり、購買活動を定期的に行うようになります。
ここで、注意したいのが、これらの物は生存活動(生きていくための活動)ではないという事であり、あくまでも、脳内で感じる快感を求めて行うという事なのです
メーテルリンクの青い鳥というお話を知っている事と思います。
チルチルとミチルが幸せの象徴とされる青い鳥を探しに旅に出るのだが、結局、青い鳥は自宅の鳥かごの中に居たというお話しで、幸せは身近な所にあるものだというお話しだ。
私が印象に残っているのは、チルチルが両手でその青い鳥を捕まえた時に、青い鳥が両手の中からスルッと透明になってすり抜けてしまう場面だ。
人間は手に入れる瞬間の快感を味わうために行動していて、手に入れた瞬間から、別の快感を求める行動に移るという事を表している。
要するに、物欲を満たす行動には終わりが無いという事なのだ。
壁沿いに物が置かれていく
これらの物は部屋の壁沿いに置かれて行きます。
収納ケースであれば置かれたケース内に購入物が収められていく様子はどんな人でもだいたい共通しているのです。
収納ケースに入りきらない物は、壁沿いに置いていた収納ケースの前に小型のケースを置き、その中絵収納されるようになります。
物が、壁から部屋の中心部へ迫ってくるような順序で進み、自分の生活スペースが少しずつ狭くなっていきます。
部屋を整理したいと思い始めるのは、この段階に入った人たちです。
整理開始します
今日1日で終わらせようとしない
毎日15分清掃時間を取るようにします。
今日1日で何とかしようとするから、うまく行かないんですよ、私もそうでした、でも、1日15分だけ清掃タイムを作るという事でしたら簡単なんじゃないでしょうか?15分ですよ!
15分過ぎたら、やりかけでも終わるようにしてください。毎日少しずつ行きましょう。
それでは、具体的に手順を解説します。
今まで部屋が散らかっていくステップをわざわざ書いてきたのは、これから部屋をすっきりさせていくための工程をわかりやすく理解していただく為でした。
かたずけの手順は散らかっていった逆を進んで行きます。自分のスペースに近い所から壁に向かって整理していきましょう。
段ボール箱を1つ用意する
まず、用意するものは段ボールケース1つ。買う必要はありません、業務用スーパーなどの入り口などに行けば持ち帰り自由な段ボール箱がいくらでも置いてありますよね、大きいものではなく、自分で抱えられるくらいの中型を選んでください。
段ボールの使い方
この段ボールはPCで言う「ごみ箱」です。一度この中に入れ、最終にもう一度検品をして、「ごみ箱を空にする」か「元に戻す」かの選択をするのです。
今部屋にある物は、あなたが判断して手に入れた物ですから、きっと、不要な物はないと思います。ゴミ箱に入れる判断基準を申し上げます。
こんな物をゴミ箱へ入れてください。
- まだ使えるけど、この1年間使って無い物
- 高価で苦労して手に入れたけど、この1年間使っていない物
- 思い出がいっぱい詰まった物、でもこの1年間使っていない物
Ⅰ年間使わなかったんですよ、それは、あなたの中の一軍ではありません。部屋の中に置くものはあなたの中の一軍として、あなたを助けてくれる仲間だけにして下さい。
1か月後にもう一度このページを開いてみて下さい。
1か月後あなたの部屋は壁際に置かれた収納ケースまで前線が下がって来てるはずです。それと、今までいかに多くの物を購入して、その大半が実はあなたの生活にあまり影響の無かったものであったことに気が付かれる事と思います。
かたずけると見えてくるもの
ゴミ箱ボックスへ入れる際、これは使うか、使わないか、いろいろ考えた事だと思います。
こんな事に気が付いたはずです。
物品には1軍と2軍がある。
プロ野球でもそうでしょう、ずっと2軍にいる選手、スターになる事なんてありません。安価な物をちょこちょこ買い替えるのではなく、多少高価でもあなたのそばで、いつも助けてくれる気に入ったものを購入するようにしましょう
量販店のまとめ買い
まとめ買いの動機は以下の通りです
物欲における、脳内の動き
購入・入手する行為 ドーパミンにより、脳が快感を感じる
まとめ買い 予備を持つことでセロトニンによる安心感を感じる
これまで、脳があなた自身の行動に影響を与えていたともいえるのです
貯めるのであれば
これまで、購入は脳への快感、蓄える行為は脳への安心感を得ることが分かってきています。
行動をすべて変えていかなければいけないのでしょうか?そんなことはありません
蓄えるのであれば、将来の変化に対応しやすい、形に変えやすい、金銭にしましょう。ご存じのように、金銭は人間関係によく似ているとも言われます。
大切にする人の所へ向こうから集まって来るとも言えます。
部屋から物を減らし、新しい物を入れないようにする意識を継続していきどのくらい人生が変わって来るのか是非ご自分で体感してみて下さい。
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