60歳はサラリーマンの分岐点 なの?

定年なんてあまり意識してこなかった人が大半ではないかと思うのです。

これから迎える定年を、どんな意識をもって迎えたらよいのか、少し深堀していきたいと思います。

サラリーマンにとって60歳は人生の大きな分岐点に感じます。これで終わりなのか、今からが始まりなのか、考えてみようと思います。

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サラリーマン60歳目前、どうなるか

55歳でモチベーションは下がる

何となく60歳になると、定年を迎えて、そこから先は、引き続き再雇用に移って65歳まで働いたら、後は年金生活だと考えていましたが、55歳になると、就業規則により給料が減額、役職定年がある事を知り、なんとなくがっかりした覚えがあります。

仕事にも慣れ、日常の日々を過ごしている所に、突然55歳はやって来ます。

正直言いまして、この、55歳で仕事に対してモチベーションは確実に下がりました、就業規則にもある55歳役職定年、給与15パーセントカット項目です。

実際に給与に関して大幅に減額になった印象は有りませんでしたが、そろそろ引退の準備をせよと言われてるみたいでした。

また、かつては仕事を指導していた部下から業務上の指示を受けるようになります。自分の周りの仕組みが変わる感じです。
それはそれで、有難い事だとは思ったのですが、そろそろ、戦力外通告間近かなという思いでした。

年金は、実際、何歳から、受け取るのか

ところで、今まで、あまり意識することなく積み立ててきた、年金の受給年齢は多くの場合65歳からという選択を考えている人が多いような気がします。となると、60歳から5年間どうするかという問題があります。

年金の積み立ては原則60歳で終了ですが65歳までは任意で積み立てられるので、会社勤めをしなければ(バイトも含め)国民年金を積み立てることになります。

一方再雇用やどこか別の会社で働くという選択をすると給与は確実にダウンしますが、社保完備の会社に再就職すれば厚生年金が5年間積み立てられることになります。

厚生年金の場合、積立額は基本的に給与の20パーセントなので低給料の20パーセントだとたかだか知れていますが、それでも受給までに会社が半額負担してくれるのでそのほうが有利なようです。

65歳になる前に需給を開始すると、その分月々の受取額が少なくなるという事ですが、基本65歳からとなっているので、基本どうりのほうが良いのかなという思いです。

60歳になった時のそれぞれの事情、そして選択

となると、ここで、どんな選択をするべきか考えてみます。

60歳を目前にして考える選択肢として

①60歳でいったんリセットして新たな仕事を探す。

②このまま再雇用制度を利用して65歳まで働き続ける。です

60歳でそのまま嘱託扱いで再雇用され65歳まで働こうとしている人にお話しを伺う機会が何度かありました。

皆、「あともう少し何とか頑張って65歳が来たら好きなことをやる、のんびりしたい」と仰っていました、ストレスと闘って頑張ってる感がありました。

私はそういった選択を止め、60歳で一旦リセットしてみる選択を取りました。

当然、給与は下がっても市からが無い分、多少楽な仕事がしたいという希望を持っていました。

60歳からの再就職の実態

長く働いてきましたので、退職後は1年近く失業保険をもらう事になります。
支給日から支給日までの1ヶ月の間に、2回は職業相談という形でハローワークへ行く必要があります。意外と手間です。
同時に、どんな求人があるのかも調べてみました。

60歳以降の仕事は、若かった時の求人とは別物の印象です。悲しいかな、早速、その実態に触れることになります。

給与が安くてもという条件は簡単に満たすことが出来ます。しかし仕事内容については、厳しい、過酷な仕事しかありません。

例えば、清掃、駐車場管理、道路警備、外国の出稼ぎ者がやっていて、日本人があまりやりたがらない仕事がほとんどでした。

今まで、営業職でしたので、デスクワークや外回りが中心でしたが、今度は、実際に自分の体を動かして労働するような仕事で、どれも初体験の物ばかりです。

ただ、65歳まで5年ぐらい働くという期限付きならばと、前向きに考えて、ホテルの立体駐車場案内係をやってみることにしました。

車が来ないときはボーっと待っているだけです。ぼ~っと待っている事が仕事なんですね、

今までの仕事との違いに慣れるまでしばらく時間がかかりました。

再就職後の現在状況と変化

良くない事ばかりかというと、そうでもなく、私自身においては、精神的な疲労がかなり減りました、

どんな所で実感するかというと、今まで、朝から晩まで机の前でPCにて処理や打ち込み作業をしたり、終われば顧客回りなど外回りを車でやっていたのですが、意外とストレスを抱え、家に帰って体は疲れてなくても頭が疲れてるといいますか、家に帰ると、飲酒しながらテレビをボーっと見ていた日常でしたが、

今は、あまり頭の中が疲れてないというか、帰宅後も、こうしてPCを打っている自分に驚きます。

TVなんかも酒を飲んでみたりするのですが、ストーリー性のあるプライムビデオなんかも帰宅後見たりするようになりました。
収入的には、1/3以下になりました。すごい下がり方です。

今後、当面の目標としている事

収入が1/3に減ってくのまま、年金支給を待つだけという、朽ちた人生を送っていくのもいやだなと思いました。

と言って、何をするのか、何か、自己投資しなくても良い金を稼ぐ方法は無いかと考えるようになりました。

準備資金のいらない物であれば失敗してもやめれば良いだけなので、いろいろ調べてみて、確実にオワコンと言われている、「ブログ」と「YouTube」に挑戦してみようかと思うようになりました。

ブログは、収益が発生するまで最低でも2年から3年はかかるみたいです。
YouTubeも収益が発生するためにはチャンネル登録者を1000人集める必要があるようです


これに限らず、自分でお金を作る方法を作り出せれば、将来年金のプラスアルファになるわけですから、努力にし甲斐があるというものです。

私たちは働いても65歳くらいまででしょう、そんなに働ける時間が残っている訳でもないので、安い給料で仕事をつづけながら、空き時間で挑戦をしようと思いました。

もう、戦力外だから、おとなしくとか、消極的にならないで、逆に前向きに積極的に挑戦し行くのも悪くないと思うようになりました。
65歳からもらう予定の年金をもとに、ぎりぎりの生活設計を考えるなんてあまりに悲しすぎますよ、

自分で金を作る方法を創造して、従来のゴルフライフや、台湾一人旅なんかも復活していけたらなと思っております。

まとめ

定年になったら、のんびりやろうと思っている人もいるでしょう、しかし、65歳までの5年間は新しい挑戦をするラストチャンスだと思います。
無駄に使わず、積極的に知恵を絞る必要があると考えます。

一年後、また、私の状況報告をしてみたいと思います。

新しい事にチャレンジして無駄に一日を消費しないように注意していきたいものです。

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