~バケツや発泡スチロールで、簡単におうちでお米を育てよう!~
はじめに:家庭で稲作ってできるの?
「お米って田んぼでしか育たないんじゃないの?」と思っていませんか?実は、バケツや発泡スチロール容器など、身近な道具を使って、ベランダや庭先でも稲作は可能です。この記事では、家庭で気軽に始められる「家庭稲作」の方法を初心者向けにわかりやすくご紹介します。
家庭稲作に必要なもの
必要な道具一覧
- 容器:10L以上のバケツや発泡スチロール箱
- 土:田んぼ用の泥土(ホームセンターやネットで入手可能)
- 種もみ:品種は「こしひかり」「あきたこまち」などが入手しやすい
- 水:毎日の水やりが必要
- 日当たりの良い場所:ベランダ・屋上・庭先など
- 肥料:稲用のものがある

わが家の場合
容器
転がっていた発泡スチロールとキウイフルーツが入っていたバケツ(小さいって!!)など、適当に用意
土はホームセンターで黒土・赤玉土・鹿沼土を6・3・1。適当に混ぜました><
黒土、4袋買ったけど少なかった気もするけど、適当!!
苗
苗は知り合いから、廃棄分を分けてもらいました。
アマゾンに売ってます。びっくり。
水やり
同じ温度にした取り置き水を、減ったら足す感じがよいらしいです。冷たい水は発育を遅らせるらしい。
同じ水位だとそこだけが腐りやすとこのと。多少水の乱高下がベストらしい。
日当たりは、まる1日、太陽があたる場所がよいとのこと
肥料・・・いるんだ。知らなかった。
稲の肥料があるらしく、発育が悪いと相談したら、肥料を分けて頂きました。
月1回くらい少量と稲が出始めたら多めに与えなさいと言われました。
アマゾンにも売ってました。
費用を抑えるコツ
- バケツや発泡スチロール箱は、スーパーやホームセンターで無料でもらえることもあります。
- 土はプランター用ではなく、田んぼ土が理想。泥土が難しい場合は園芸用の赤玉土+腐葉土で代用可能です。
もともと陸稲だったから、土に植えても稲穂はできるらしいです。
黒土はホームセンターでお安いので買ってもよいとかなと。
うちはそもそも劣化した発泡スチロール。太陽で劣化しそうなので、ゴミ袋でカバーしました。真夏の太陽は容赦ないしね。しかし黒ポリだったので熱効率高すぎて養生しました。今後の夕日が恐ろしい。
ステップ1:種もみの準備(催芽)
種もみを選ぶ
ホームセンターや通販で入手できる「家庭用稲作セット」もおすすめですが、自分で種もみを買うことも可能です。
催芽(さいが)とは?
- 種もみを水に2~3日ほど浸す
- 発芽が確認できたら、準備完了
※水は1日に1回取り替えましょう。気温20~30℃程度がベスト。
農家さんの廃棄苗をもらうか、アマゾンで買った方が楽だと思う。
地味に発芽作業も楽しみたい人はここから。
ステップ2:田んぼをつくる(バケツ田んぼ)
容器の準備
- 底に穴のないバケツを使います(ある場合はガムテープなどでふさぐ)
- 土を半分以上入れ、水を注いで泥状に
土の代用アイデア
- 泥土が手に入らない場合、赤玉土:腐葉土=7:3で混ぜて使ってもOK
- 古い土を使う場合は、熱湯で消毒してから使いましょう
わが家は黒土・赤玉土・鹿沼土を6・3・1。そこに稲用の化成肥料を1握りいれて混ぜる。野菜用を入れてしまい、農家先生に怒られちゃった。へて。
専用の肥料がよいらしいです。発育が違うとのこと。

ステップ3:田植え(5月中旬〜6月上旬)
- 芽が出た種もみを1か所に2~3本ずつ、バケツに等間隔で植える
- 水は常に浅く張った状態に(2〜3cm)
- 直射日光が6時間以上当たる場所に置くとよく育ちます
入れ物が小さくて、ガバガバと植えこんでしまった。
蜜すぎ~と注意されたけど、今年はいいことにした。適当。
ステップ4:日々の管理と育て方
水管理
- 常に水を切らさないように
- 雨の多い日は排水に注意(発泡スチロール箱には水抜き穴を作っておくと便利)
雨の日の翌日は水の調整をします。満水になってもそこまで沈没しないので。
雑草・害虫対策
- 雑草は手で抜きましょう(バケツなら管理が楽)
- 害虫は見つけたら手で取り除く程度でOK
肥料のポイント
- 追肥は2回程度、粒状の化成肥料を少量使うと良い
- 肥料のやりすぎに注意!葉が濃すぎる緑になる場合は控えめに
中干し・追肥
稲の茎数が25本・草丈40~50㎝になったら、1~2日ほど水を抜く。
雨の入らない軒下など(動かせない場合は天気予報を見て)移動。
土とバケツに隙間が出来たら。水を2cm入れ、無くなったら2cm入れ。
4回繰り返した後、化成肥料を1握りまき、5cmの水を保つ。
中干しをすると、土は酸素を取り込み、土は水を求めて伸びる。
丈夫な稲が育つ。もともと土壌が不安定なのでやるといいかも。
ステップ5:出穂・収穫(8月〜10月)
出穂(しゅっすい)
- 稲の穂が出てきたら、収穫のカウントダウン!
- 実が垂れてきて、穂が黄金色になったら収穫のサイン
稲刈りと乾燥
- ハサミでカットして束にまとめ、風通しの良いところで2週間ほど乾燥
- 乾いたら「脱穀(穂からもみを外す)」して「もみすり(殻を取る)」して玄米に
※手作業でやる場合、すり鉢と棒で脱穀&もみすりも可能です
工夫
わが家は屋上で、かなりの日当たりです。
ですが暑すぎて枯れる恐れがあり、水が熱湯になりそうです。
そこで、コンクリートと発泡スチロールの間にすのこを入れました。
黒のゴミ袋は熱を吸収するので、周りを簾で囲いました。
スノコあれば、台風時に移動も楽かなと・・・重いのよ、これ。
重みで発泡スチロールが割れそうなのよ。
水は同じ環境に置いたものを入れるようにしました。

令和の米騒動
古米しか買えない時代になりました
新米を食べる贅沢を味わいたく、頑張って作ってみようと思います。
まだ始めたばかりなので、出来るかは疑問。でも頑張ってみます。

作業日程
5月27日 田植え? 箱植え。バケツ植え?
6月3日 追肥(少々)・・・注意されたので元肥分を今更入れた。
6月5日 10日だったので、水を2cmから5cmに増やす。
6月6日 水の温度が熱湯にならないようにスノコを敷き、すだれで囲む。
真ん中のじょろに水をためて、同じ温度の水を入れてます。
毎日巡回してます。カラスがいたずらするんで。
そのうち、金色のヒラヒラをつけないといけないかも
まとめ:手間を楽しむ“日本の原点”を体験しよう
バケツ稲作は、手軽でお金もかからず、しかも自分で育てたお米を味わえるという贅沢な体験です。家庭での稲作は、子どもの教育や自然とのふれあいのきっかけにもなります。
ぜひ、令和の米騒動の時代、あなたも家庭稲作に挑戦してみませんか?
コメント