この記事を読む人は、すでにネットなんかで台湾での夜市についてかなり情報を持っていて、夜市にも行ったことがある人向けの記事になります。
夜市に行くのは簡単だが、そこで飲食を楽しむのは、ちょっとしたコツと、度胸が必要なんです。屁理屈はいらないし、何でもやってみて損は無い、という意気込みで今回も行ってみましょう。
夜市で気が付くこと
ダンはホテル裏にある夜市で食事をすることが多かったんだけど、夜、屋台のそばに置いてあるステンレス製の机に座って食事をしていて気が付いたことがある。
聞こえてくるのは、中国語か韓国語、日本語があまり聞こえてこないのだ。たまに日本語が聞こえることがあるが、食事している人を見ながら歩いて通り過ぎていく。夜市には訪れるが、食事をしている人が少ないのだ。
ダンは基本一人旅だから、失敗や不発行為も数多くあるのだが、最初からうまく行っていたわけではない。
確かに夜市で注文してから食事やお茶をゲットするまで、度胸と、少しのコツはあると思う。
小さめの夜市で練習してみよう
雙城街夜市周辺
最寄り駅はMRT中山国小駅 ホテルサンルート台北の裏側にあたる、スマホを使えば簡単にたどり着けると思う。
入門編:雙城街夜市(スゥワン・チャン・ジエ・イエ・シー)
昼間はこんな感じ
夜になるとお店が変わる
ここは、夜市といっても、朝からやっている、朝、昼、晩、違う屋台がローテーションしている感じだ、だから、朝行かないとない屋台もある。小さめのマーケットだが種類は多いと思う。練習するのはベストな場所ではないだろうか?
ここで、出来れば、他のどこに行っても余裕で行動できるのではないかと思う。
この辺りは屋台とビルの一階に食堂がひしめいているが、観察していると。こんな感じで発展して行っているのではないかと考えられる。逆に考えると、いつまでも屋台をやっている所はあまり成功していないんじゃないかと思えてくる。
- まず、屋台から商売を始める⇒成功すると売り上げが伸びる
- 近くのビルの一階に一間位の間口店舗を借りて営業する、収容率が上がり⇒成功すると
- 付近のビルの一階、さらに間口の広い店舗を借りる⇒ますます売り上げが増える
- 単独店舗を借りるか、購入して人が多いエリアへ移転する。
晴光公園を過ぎると約75メータの距離に屋台が集中して営業している。実はダンも全店行ったわけではない、お気に入りの店を見つけるとついついそこばかり行ってしまう。
注文のやり方 おさらい
簡単におさらいしてみましょう。
お店によって、多少の違いはあるが、基本的にはこんな流れになる。
お店によってはそれぞれ、並ぶ列が分かれている事があるので、注意しよう。
請排隊(チン・パイドゥィ)並んでくださいという意味だ。
言葉で言うなり、指さすなり、メモ書きしても良い、繰り返し伝えよう。
注文が通って、待っている間、
要不要辣?(ヤオ・ブヤオ・ラー:辛くするかしないか?)聞いて来る事があるが、
返事は要(ヤオ)、不要(ブヤオ)、少辣(ショウ・ラー)のどれかで答える。
料金と引き換えに受け取る。
店内の場合は、持ってきてくれる。
ダンも知らなかったので、尋ねてみたら、目の前のコンビニで買って来いと言われた。
ここの夜市だと、目の前にファミリーマートがある。ダンはフルーツ味のビールがお気に入りだ。
注文しやすいお店
お店によって店員との相性、注文しやすい、しにくいはあると思う。そして、同じお店に通うようになってしまう。(笑)そんなお店を見つけると、落ち着いて食事が出来るようになる。
Googleマップに名前を入れて検索すると出てくる、皆、ここの周辺にある。
黄記魯肉飯
外帯(ワイタイ):持ち帰る 内用(ネイヨン):お店で食べる
各テーブルに丸い黒いプレートで番号が付いているから、注文票の右下に書く。
「正」の字で数量を書き込んでいく。
例:まず飯類⇒魯肉飯 小
小菜(おかず)⇒油豆腐、滷蛋、蹄膀肉(ひずめの肉)小、
湯(スープ)⇒貢丸湯(あっさりとしたセロリスープ) など
料理を運んでいる定員が近くに来たら大きな声で、遠慮するな。
頼んだものが来たら、お金を渡す。引き換え。金額が、早口の中国語でわからなかったら、堂々と日本語で「おいくらですか?」と聞こう。慣れると早口でも聞き取れるようになる。没問題。
絶え間なく人が出たり入ったり。繁盛しまくって中も広くなった。
メニューのバリエーションが多く、ついつい行ってしまうお店だ。
計算して用意しておくと支払い時が楽だ
晴光臭豆腐
臭いもほとんど気にならない、酒のつまみとして最高の一品、ダンは持ち帰りでホテルの部屋で食べることが多かった。
外帯(ワイタイ)か内用(ネイヨン)か聞かれた後に、辣不辣?(ラー・ブラー)と聞いて来る。臭豆腐には水キムチもついてきて、アクセントになっている。
ビールは台湾ビールのクラシックタイプ。近くのスーパーで6本まとめて買うと安い。ホテルの冷蔵庫で冷やしておこう。
三媽臭臭鍋
夜市の出口からすぐ左にあるお店。
これは、(サンマー・チャオチャオ・クオ)と読む。一人鍋専門店で、オーダー表に書き込んで渡すので言葉がしゃべれなくても大丈夫なお店。冷房がしっかり効いた部屋で、暑いお鍋が食べられる。価格もお手頃で、女性が一人で食べていたりする。台湾人は鍋が好きなんだね、でも、暑い夏に食べるなんて、、、。
麻辣鍋というメニューがある、辛さ自慢の人も、やめたほうが良い、辛さの次元が想像を超えている。ダンは無理だった、というか、身の危険を感じる辛さでした(汗)
十巷咖哩
ルーローハンばかり食べていても飽きてしまう。そんな時は、ここ、日式カレーのお店。店頭で注文して会計をする。飲み物はセルフだから、注いで待っていよう。写真は見たまま、唐揚げカレーです。
当帰猪脚 猪脚飯
豚足を売っているお店だけど、そういった物をご飯の上に乗せて販売しているメニューがある。写真は脚 肉飯(トイローファン)と空芯菜(クウシンサイ)の炒め物
鍋博士臭臭鍋
三媽臭臭鍋より、少しオシャレで客層が上品。カレーなべとかおすすめだ。ご飯、飲み物はセルフです。
水餃 鴻 牛肉麺
屋台番号が29番の日本人に何故か人気があるお店、ガイドブックやネットなどの情報で見かけた人もきっといると思う。
屋台に、ラーメン、ギョウザとカタカナで書かれているから頼みやすいのかもしれない。
牛肉ラーメンとニラの風味が強い水餃子がメインメニューだ。
ただし、ラーメンは、日本のそれと比べると気の毒になるぐらいのクオリティー、水餃子も、風味の強いニラの味が印象的。
ダンは2回行きました。 ただ、それ以上記憶にないお店なんです。注文しやすいとは思うので、まずは腕試しも兼ねて行って食べてみてはいかがでしょうか?
まとめ
双城街(スゥワン・チャン・ジエ)で訓練を積んだあなたは、どこでも飲み食いできるようになっていると思う。
そのうちきっと、寧夏路夜市(ニンシァルゥ・イエシー)とか士林夜市(シーリン)なんかに行くのだと思うが、改めて、双城街(スゥワン・チャン・ジエ)って落ち着いて楽しめることを再認識するだろう。
最後に、千と千尋の神隠しのシーンで千尋の両親が屋台で食べまくって豚になった物、「肉圓(バーワン)」といいます。
双城街(スゥワン・チャン・ジエ)屋台街の中に有名なお店があります。
現地で知り合ったおばちゃんが天母(テンム)に住んでいるんだけど、わざわざここに「肉圓(バーワン)」を食べに来るといっていました。
さて、どこにあるでしょう?朝・昼・夜、いつやっているのかも伏せておきます。
自分で探してみましょう。(笑)
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