おやじキャンプ地獄編

・やってみると細かいノウハウが必要、簡単ではない実際のキャンプ
・天候に関する情報はしっかり調べておく。

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初めての単独テント泊に挑戦

前室の広いと評判の、ヒルストーンのテントを購入したので最初はあまり欲張らず、テント泊と、焚き火台を使ったたき火で簡単な温かい料理を作って過ごしてみようと、気楽にテント泊を実行したのであった。



場所は難易度がそんなに高くなさそうな市営のキャンプ場だ、一泊800円、薪は一束500円。良心的な価格だよね。

平日の空いている日に行ってみたが、本当に空いている。ほかの人のやり方を見ながらという、当初の計画が出来ないではないか、まぁ、何とかなるでしょうという事で、初めてテント泊に挑戦したんだけどね。

今から思うと、準備不足だった、想像もしないことが次々と起こっていくのだ。

経験値がないとうまくいかないことだらけ

とにかくやってみよう

2月中旬初めてのテント泊に挑戦することにします、冬も峠を越えて、少し二中は暖かい日もあるので、初心者にとっては、まずまずの日取りではないかと思っていた。

場所は難易度が高くない市営のキャンプ場 設備もきれいだ、

現地へは昼過ぎに到着したが、平日だからなのか人が殆どいない。
早速、他の人を、マネていこうという計画が崩れてくる、自力でやるしかなくなった。

設営場所は人も少ないし、お手洗いに近い場所をとりあえず選んだ。
場所選定だが、経験値が無いと、意外と決められないもんだよね、結局写真にある場所を選択した。

ところがこの場所よく見ると完全な平らじゃなかった、少しくぼんでいたんだね。
凸凹は雨が降った時にそこに水が溜まりやすいのです。

写真からもわかるが、土が黒くなっている、つまり水はけがあまり良くない場所だったんだ、土が白く乾燥している所の方が絶対良い。今だったらわかることでも当時は知らなかったよね。

初めて張るテントは、思ったより時間がかかる

写真にあるようにセッティングするのに1時間近くかかった。特にテントは、構造が理解できてなかったのが原因。
一度は予行演習で張っておくことはたいせつかもね、車の車輪にチェーンを巻くのと同じで初めての時はうまく行かないんだ。

それと、あんなに青空が広がっていたのに、少し曇って来て、風も冷たく感じるようになった。

焚火をすれば、温かくなると思っていたが、、、。

とにかく、焚き火をしよう

椅子や焚き火台、机を設置して焚き火を始めますがこの頃から気温が急に下がってきました、焚き火も生木が多いせいか勢いよくよく燃えず予想外の展開です、

お酒でも飲めば少し温まるかと思い持ってきた缶ビールを飲んでみますが冷たいビールは一層体が冷えた。

暖かいお湯割りや、日本酒などを持ってくれば良かったと後悔したんだ。

食事は手っ取り早く袋詰めのおでんを縦型のコッヘルへ移して焚き火台であたためます、焚火のススで黒くなっていきます。

よく動画などで直火で火にかざして焼くシーンが出てくるが、あの真っ黒いススが付いているとしたら体に悪そうだ
調理は、炭を使った方が臭いやすすが出ない事を知ったんだけど、思いのほかどんどん気温は下がっていき、持ってきた防寒具を着込みながらの焚火となった。

日が暮れるとさらに気温が下がり、なんと、氷点下に、、、、。少し焦る。

このタイプの焚き火台は、風の影響をもろに受けて火がなかなか安定しなかった。
焚き火も期待していたより、あまり暖かくないんだよね。

それと、オイルランタンも持っていき火を着けたのですが、これが明るくありません。明るさならLEDランプを併用したほうが良いんじゃないかと思った。

実は、焚き火をしているとき、意外と暇なんです、何もやることが無い。ポータブルテレビも電波がうまく入らなかったし、ラジオを付けて聞くくらい、こういった時間をどうやって過ごすか考えておくことも必要だと反省した。

寒いし、時間が過ぎて行き消火してテントに入る事にします。
実はこれからが地獄の始まりだったのだ。

広いテントの問題点、寒さ対策を全くしないとどうなるか

広いと知って購入したヒルストーンのテントですが、中に入ると広くて寒々としています。

なかなか温まらないと言うか本当に寒く冷凍庫に入っている感じです。

コットを置きその上にエンボスマットを敷きダウンのシュラフに入ります。

今考えると無謀な行為ですが、寒いのでベンチコートを脱いで服を着たままシュラフに入りましたが朝方背中に氷を押し当てられた様な冷たさで目が覚めました。ほんとに寒かった。

地表からの冷気が凄まじく、体温が地面に奪われて行っているのを実感するようだった。エンボスマットだけじゃ、寒い時はダメだったんだね。

翌朝、驚くべき状況になっていた

それでも、少し寝ることが出来て、目が覚めると、テントの天井にまだらに映る模様があり、何度ろうと思った。

テントのファスナーを恐る恐る開けてみると、外は雪景色に変わっていた。ブラボー!絶対違う!

予想外の展開に、どうやって撤収するか途方に暮れました。雪が止んでから外に出てガソリンバーナーに点火したんだけど、こんな低温でもしっかり火は付いてくれたのはとてもありがたい。

温まろうとインスタントラーメンを作ってみたけど、なんだか悲しくなってきたよ。これじゃ浮浪者生活と一緒だろ。

あまりに想定外の事が起きて、また経験値も無いことからどう対応して良いのかしばらく途方に暮れて、この後、どうやってかたずけて帰ろうかと、、、、。

とにかく初回から、試練多すぎでしょ。

テントの設置場所に、問題ありあり 今後の改善点。

日が昇って雪が止み少し暖かくなって来ると積もった雪が溶けて足元がぬかるんできました。前室の足元も泥水が溜まっています。

事前に平時から地面が乾燥していて、水捌けの良い場所、水がたまらない平坦な場所を選ぶ場内からこんなことになるんだよと自分を責めながら、まぁ大切な事だよね。こういうのって。

天候が崩れたり気温が下がったりしても対応し易いように前室に余裕がある場合ここに多少くつろげる椅子とか机を置いておいた方が便利なことは分かりました♪

しばらく前室で、過ごしていたんです。

今回良かった点

良かった点も有りました、ガイロープを全て張っていたことです、天井に雪が積もっても倒壊しませんでした。よかったよ、ホント

防寒用の服を多めに持って行ったこと。

ダメな所

天気予報をもう少し詳しく調べておくべき。

溶けた雪が泥水となってテントに入り込んできました、テントを設置する場所は、平らで、水はけが良い所を選ぶようにする。

それでもやりたくなるテント泊

こうして初めてのテント泊は予想外の展開で終わることになり自分としてもキャンプはもういいと思っていたのですが数ヶ月後再びここでテント泊をすることになるのです。あれだけの目にあったのにどんな魅力があるのでしょうか。

キャンプ動画をみると皆さんテキパキと設営していますが、場所選びからテントの向き、展開するレイアウトなど最低限ポイントになる事があってその場で判断すべき事が意外とあって、それだけにうまく行った時の自己肯定感が味わえるのです。

ややこしい言い方をしましたが、要は上手くいくとすごく嬉しいということです。

ソロキャンプですから一人で出来ることは限られています、最初から不便なんです、不便を楽しむ位で丁度良いのでは無いでしょうか♪

まとめ

外で寝るのだから、まず暖かく出来るよう最低限、準備して、天気情報は準備する。

テントを張る場所は快適さに影響するのでよく考える事

広いテントは、中が暖まりにくく、寒かったです。

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