キャンプブーム 楽しいと思ったんだけど、行かなくなった人 大集合!

2023年度のオートキャンプ白書によると2019年の860万人をピークに2022年の750万人から、2023年は650万人への減少という事らしい、ここにきて少しキャンプブームも少し下火になって来た。

ダンも2019年くらいに、ある芸能人がやっていたぼっちキャンプに影響されてキャンプに興味を持った。

たまに通るキャンプ場は一時期の激込み状態ではなくなったが、まだまだテントがたくさん張っている。

今回の記事は若干落ち着いてきた、昨今のキャンプブームを振り返って皆さんと情報共有をしていきたいと思います。

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キャンプを興味を持ったのは

芸能人ぼっちキャンプの影響

TVで見た番組の中、林間学校の延長線イメージがあったキャンプを一人で、大雑把に、少し無計画に不便さを楽しむ姿に新鮮さを感じて、ダンも楽しそうに感じたし、やってみようかなと思ったんだけど、、、。

このぼっちキャンプはまずは自分だけの世界で、自己満足重視な所が特徴だ。一方、その後のコロナ禍で人ごみを避ける楽しみは無い物かという、当時のニーズにもあっていたのだろうと思う。

キャンプブームが残した足跡

  • コロナ禍によってパーソナルスペースの確保できる娯楽を皆が探した。
  • コロナ禍の影響で、平日の休みが取りやすくなった、平日キャンパーが増加した
  • ソロキャンパーの増加
  • 石油高騰、材料費の高騰で、キャンプ用品価格が上がった
  • キャンプ場に来る車、ミニバン、SUVが増えた
  • キャンプ用品は信じられないくらい高騰した

特に、平日のキャンパーはシニア層が多かったのに、若者のソロキャンパーが圧倒的に増えたと思う、皆でワイワイやるキャンプから、一人でひっそりとたき火をして一人の時間を過ごすスタイルが増えたように感じる。

ダンがキャンプに行ったのは3回

たったそんな回数で何がわかるんだ?という叱責を受けそうだけど、すでに3回のキャンプでキャンプに対する感想が変わった所がある。やってみた感想を正直に話してみる。

焚き火でBBQは出来ない

焚き火台を使って焚き火をするんだけど

当然、煙や真っ黒いすすが調理具に付く、これを見ていて、TVで見たような肉や魚を直火で調理するのは気持ち悪かった。

たき火でやる調理は調理ギアを使って、湯を沸かす、やホットサンドメーカーやスキレットを素材を焼くという事に限られてくる。中には、家から材料を切って来て現地でカレーを作っている人も見かけたが、残飯を捨てる所が無い事や、洗い場も質素なものが多くあとかたずけを考えると少し面倒である。

家でやりにくい料理は

焼き肉ではないだろうか・換気扇を付けてやっても部屋の壁に匂いが付くし、携帯コンロの周りも新聞を敷いても飛び跳ねた油がべっとり、床も同様だ、外で出来る料理は焼き肉を直火であっぶらを落としながらじっくり頂くのが良いと考えたが、先ほどの焚き火では気持ち悪いすすが食材についてしまうので、結局ホームセンターから炭を買ってきて、焚火グリルを組み立ててそれでやってみた。

これは確かに旨かった。匂いも、あぶら撥ねも気にすることなく、お酒を飲みながらやるにはうってつけだとは思ったが、それだけでは寂しく、ホットサンドメーカーや鍋も使って、鶏もも肉を焼いたり、鍋を使っておでんを作ったりしてみた。

料理のバリエーションは

凝ったものはいくらでもあると思うのだが、準備に時間をかける、そんなスタイルはダンにとってなじめない部分があった。わざわざ遠くに行って、日常でやっている事をすることが、めんどくさい感じがしたのだ。

結局、直火を使うためには、炭をホームセンターで購入する必要があることに気が付いた。

テントの中は寝心地最低

キャンプでのだいご味は何といってもテント泊という事で、ダンもテントの中にコットを置き、インフレーターマット、そしてダウンシュラフと使い慣れた枕を準備してテント泊に臨んだ。

案外簡単な準備で、設営も出来るのだが、なんといっても、テントの薄い壁一枚は外であるという不安感、コットもインフレータマットも準備して、まずまずのコンデションで臨んだわけだけど、寝心地は良くない、夜中に取りれには生きづらい、など、不便そのもの、その不便が良いのだという人もいるだろうが、朝には背中が痛く、落ち着いて眠ることは出来なかった。TVで見るのとは楽しさが違うなという印象だった。

ダンにとって、キャンプ場の静かさは不安と隣り合わせだった。

行かなくなった理由を自己分析

不便さを楽しむという事で興味を持ち、やってみたキャンプだけど、ダンにとって、不便さとはストレスそのものだった。

  • どうして、遠出をしてまでギョウザやインスタント麺を食べて何が楽しいのか?
  • キャンプグッズは、一度使うと不便を感じる物ばかり(当たり前)
  • ラーメン、パスタ、ギョウザみんな飽きた
  • 結局、飲酒して、酔っぱらったらみんな一緒。
  • 日常でやっている事をキャンプ場に持ち込んでもダンは感動しなかった
  • 焚き火の最中も、とにかく退屈。やることが無い

何を自分勝手な事をと、我ながら笑ってしまうが、その後、キャンプに代わる楽しみを発見する事になる。

車中泊の出会い

CHRという車

この車はコンパクトカーだけど、2列目の席を前に倒すと平らな面を作ることが出来る。そのまま寝るには約20センチ程足りないのでこの部分をカバーする方法を考えた所、快適に眠ることが出来ることを発見した。

天井が低いので、当初から車内で調理をすることは全く考えていなかったが、移動の際、道の駅や地場スーパーで購入した美味しい弁当や総菜を車内で食べることが出来てとても楽しい。

就寝時も、遮光をしっかりすると静かで、ロックもついているから安心して朝まで熟睡することが出来た。

目が覚めるたびに違う場所で朝を迎えることが出来て、新鮮さを感じることが出来た。

  • 食事は弁当を購入、汁物でも車内調理はしない。残り汁を捨てる場所がない
  • 車にロックが付いていて夜安心して眠れる
  • 車内はとても静か、ぐっすり眠れる。
  • 移動すれば、毎日違う風景・場所で目覚める感動的な朝。
  • 弁当でも、地元の名産品を楽しめる。

ベランダ、屋上、庭でも充分楽しめるのでは?

きっかけは2人用のコンパクトテントを購入した際、試しに屋上で張ってみたこと。

わざわざキャンプ場に行かなくても十分楽しめます、それと例の焼肉だけど、防火シートを下に敷いて、メッシュテーブルを置いた上に七輪を置けば、ベランダや庭でも充分焼き肉が楽しめる事に気が付いた。

昔の昭和レトロ写真などでも玄関を出たところで七輪で魚を焼いている絵を何回か見た事があるが、昔は臭いや、煙が出るものはこうして焼いていたのだという事がわかる。

炭火や、練炭をホームセンターで購入して気軽になんちゃってキャンプを楽しむことは十分可能なのだ。

まとめ

結局、形から入ってもなじめない物は楽しめない。この世の中、面白い事にあふれている、気が付いてないだけだという事が良く分かった。

キャンプも車中泊をするきっかけになったことは確かな事なのだ。

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